第1回WordPressお茶会 – WordBench香川 – PHP環境設定

日本語などマルチバイト文字列関数設定の為にPHPの設定ファイルphp.iniを編集します。
各環境のphp.iniの場所及びPHPの設定一覧のURLは以下の通りです。

Windows7 64bit環境
c:¥xampp¥php¥php.ini
http://localhost/xampp/phpinfo.php
Mac OS X 64bit環境
/Applications/MAMP/bin/php/php5.3.6/conf/php.ini
(MAMP2.0.5にはPHP5.2.17とPHP5.3.6がインストールされていますが今回は5.3.6を使用します)
http://localhost/mamp/phpinfo.php

Windows用拡張モジュールについて

Windows7 64bit環境ではWindows用のマルチバイト文字列関数の拡張モジュールを必要としますのでphp.iniで “extension=php_mbstring.dll” を検索してコメントアウトされている場合はアンコメントしてください。(XAMPP1.7.7では既にアンコメントされていると思います。)
PHP: Windows 用 PHP 拡張モジュール – Manual

[php.ini](変更前)

;extension=php_mbstring.dll

[php.ini](変更後)

extension=php_mbstring.dll

マルチバイト文字列関数設定

では、マルチバイト文字列関数の設定を行なっていきます。
php.iniで [mbstring] を検索してください。

[php.ini]

	[mbstring]
	; language for internal character representation.
	; http://php.net/mbstring.language
	;mbstring.language = Japanese
	
	; internal/script encoding.
	; Some encoding cannot work as internal encoding.
	; (e.g. SJIS, BIG5, ISO-2022-*)
	; http://php.net/mbstring.internal-encoding
	;mbstring.internal_encoding = EUC-JP
	
	; http input encoding.
	; http://php.net/mbstring.http-input
	;mbstring.http_input = auto
	
	; http output encoding. mb_output_handler must be
	; registered as output buffer to function
	; http://php.net/mbstring.http-output
	;mbstring.http_output = SJIS
	
	; enable automatic encoding translation according to
	; mbstring.internal_encoding setting. Input chars are
	; converted to internal encoding by setting this to On.
	; Note: Do _not_ use automatic encoding translation for
	;       portable libs/applications.
	; http://php.net/mbstring.encoding-translation
	;mbstring.encoding_translation = Off
	
	; automatic encoding detection order.
	; auto means
	; http://php.net/mbstring.detect-order
	;mbstring.detect_order = auto
	
	; substitute_character used when character cannot be converted
	; one from another
	; http://php.net/mbstring.substitute-character
	;mbstring.substitute_character = none;
	
	; overload(replace) single byte functions by mbstring functions.
	; mail(), ereg(), etc are overloaded by mb_send_mail(), mb_ereg(),
	; etc. Possible values are 0,1,2,4 or combination of them.
	; For example, 7 for overload everything.
	; 0: No overload
	; 1: Overload mail() function
	; 2: Overload str*() functions
	; 4: Overload ereg*() functions
	; http://php.net/mbstring.func-overload
	;mbstring.func_overload = 0
	
	; enable strict encoding detection.
	;mbstring.strict_detection = Off
	
	; This directive specifies the regex pattern of content types for which mb_output_handler()
	; is activated.
	; Default: mbstring.http_output_conv_mimetype=^(text/|application/xhtml\+xml)
	;mbstring.http_output_conv_mimetype=
	
	; Allows to set script encoding. Only affects if PHP is compiled with --enable-zend-multibyte
	; Default: ""
	;mbstring.script_encoding=
	

上記がXAMPP環境でのマルチバイト文字列関数の設定箇所となります。MAMP環境でも表記の違い等はありますが設定する項目は同様ですのでこちらをもとに設定を行なっていきます。
ハイライトされている行が設定する項目となります。各項目の詳細に関してはPHPマニュアル、参考サイトを御覧ください。

なお、デフォルトでのmbstringの設定を http://localhost/xampp/phpinfo.php より確認すると以下の通りとなっています。

ではphp.iniのmbstringの設定を編集していきます。

デフォルト言語を日本語に設定します。mbstring_languageをアンコメントします。

	;mbstring_language = Japanese
	
	mbstring_language = Japanese
	

内部文字エンコーディングのデフォルト値を”UTF-8″にします。

	;mbstring.internal_encoding = EUC-JP
	
	mbstring.internal_encoding = UTF-8
	

HTTP入出力文字エンコードのデフォルト値を”pass”にします。

	;mbstring.http_input = auto
	;mbstring.http_output = auto
	
	mbstring.http_input = pass
	mbstring.http_output = pass
	

HTTP入力エンコーディング変換を無効にします。

	;mbstring.encoding_translation = Off
	
	mbstring.encoding_translation = Off
	

文字コード検出順序のデフォルト値を定義します。”auto”だとASCII, JIS, UTF-8, EUC-JP, SJISの順序となるので指定しておきます。

	;mbstring.detect_order = auto
	
	mbstring.detect_order = UTF-8,SJIS,EUC-JP,JIS,ASCII
	

無効な文字列があった場合の代替文字のデフォルト値を設定します。今回は”none”を指定します。

	;mbstring.substitute_character = none;
	
	mbstring.substitute_character = none;
	

シングルバイト対応の関数をマルチバイト対応関数でオーバーライド(置換)すると不具合が発生する可能性があるのでオフにします。
PHP: 関数のオーバーロード機能 – Manual

	;mbstring.func_overload = 0
	
	mbstring.func_overload = 0
	

文字コードの自動判別を厳密に行うかどうかの設定でメリット・デメリットがあるようですが今回は”Off”にします。

	;mbstring.strict_detection = Off
	
	mbstring.strict_detection = Off
	

以下2つに関しては今回は必要無いのでコメントのままとしておきます。

	;mbstring.http_output_conv_mimetype=
	;mbstring.script_encoding=
	

php.iniを上書きした後、Apacheを再起動して変更を反映させてください。
再度PHPの設定一覧よりmbstringの項目を見ると設定内容が反映されているのが確認できると思います。

第1回WordPressお茶会 – WordBench香川 – MAMPの環境設定(外部からのアクセス制限設定)

今回はローカル環境構築が目的なのでローカル以外からのアクセスを拒否するように設定します。

httpd.conf(Apacheの設定ファイル)編集

/Applications/MAMP/conf/apache/httpd.confを編集します。
(Windows7 64bit環境ではXAMPPの環境設定(セキュリティ設定)で外部からのアクセス制限設定を行なっていますが本記事を参考にhttpd.confを編集することで同様にアクセス制限設定を行うことができます。)

ソースの以下の箇所を変更します。

[httpd.conf](変更前)

	<Directory "/Applications/MAMP/htdocs">

		中略

		Order allow,deny
		Allow from all

</Directory>

[httpd.conf](変更後)

<Directory "/Applications/MAMP/htdocs">

    中略

    # Order allow,deny
    # Allow from all
    Order Deny,Allow
    Deny from all
    Allow from 127.0.0.1
    Allow from localhost
    Allow from 192.168

</Directory>

Order,Allow,Denyディレクティブについて

処理の流れの説明の前にOrder,Allow,Denyディレクティブについて簡単に解説。

Order ディレクティブ

Order ディレクティブはデフォルトのアクセスの状態Allow ディレクティブと Deny ディレクティブが評価される順番を制御します。
http://httpd.apache.org/docs/2.2/mod/mod_authz_host.html#order

Allow ディレクティブ

Allow ディレクティブはどのホストがサーバのある領域をアクセスできるかに影響を与えます。
アクセスはホスト名、IP アドレス、IP アドレスの範囲や、 環境変数として取得された、その他のクライアントのリクエストの 特徴によって制御することができます。
http://httpd.apache.org/docs/2.2/mod/mod_authz_host.html#allow

Deny ディレクティブ

Deny ディレクティブはホスト名、IP アドレス、環境変数に基づいてサーバへのアクセスを制限します。
Deny ディレクティブの引数は Allow ディレクティブとまったく同じです。
http://httpd.apache.org/docs/2.2/mod/mod_authz_host.html#deny

デフォルトでの処理

デフォルトでは以下のような流れで処理が行われています。

<Directory "/Applications/MAMP/htdocs">

ドキュメントルート(/Applications/MAMP/htdocs)を対象に設定を行います。

		Order allow,deny
		

デフォルトでは全てのアクセス拒否するようにし、次に続くallow,denyの評価の順番を制御しています。この場合、次行のallow,denyの記述の順番に関わらず、allow,denyの順番で評価されます。

		Allow from all
		

全てのホストからのアクセスを許可します。

	</Directory>
	

対象ディレクトリを閉じます。

ローカル環境からのみアクセス許可の処理

デフォルトの設定ではドキュメントルートへ全てのホストからアクセス出来てしまうのでローカル環境からのみアクセスできるようにしたのが以下の流れとなります。

	<Directory "/Applications/MAMP/htdocs">
	

ドキュメントルート(/Applications/MAMP/htdocs)を対象に設定を行います。

	# Order allow,deny
	# Allow from all
	

とりあえずデフォルトの設定はコメントアウト。

	Order Deny,Allow
	

デフォルトでは全てのアクセス許可するようにし、次に続くallow,denyの評価の順番を制御しています。この場合、次行のallow,denyの記述の順番に関わらず、deny,allowの順番で評価されます。

	Deny from all
	

まず全てのホストからのアクセスを拒否します。

	Allow from 127.0.0.1
	Allow from localhost
	Allow from 192.168
	

Allowディレクティブの設定により以下からのアクセスに対して許可を与えます。

  • 127.0.0.1(ループバックアドレス:ネットワーク上における自分自身の仮想的なアドレス)
  • localhost(127.0.0.1の通常用いられているホスト名)
  • 192.168(一般的に用いられているプライベートIPアドレス:192.168.n.n)
	</Directory>
	

対象ディレクトリを閉じます。

以上の設定で外部からのアクセスを制限することは出来たのですが問題が一つ発生してしまっています。
ドキュメントルートの確認の際に作成した sample.php を表示しようと http://127.0.0.1/sample.php へアクセスすると問題なく表示されるのですが、 http://localhost/sample.php へアクセスするとその表示に非常に時間が掛かるようになってしまいました。

原因はMac OS X v10.3以降ではデフォルトでIPv6が有効になっている事です。(Windows環境もVistaからIPv6が有効になっているようです)結果 http://localhost/ にアクセスした際に以下の段階でページが表示されるため表示まで時間が掛かってしまいます。

  1. http://localhost/ にアクセスするとまずIPv6で繋ごうとする
  2. タイムアウト発生
  3. IPv4でのアクセスに切り替えてアクセス
  4. ページが表示される

そこでlocalhostでのアクセスがIPv4で行われるよう変更します。

localhostからのアクセスをIPv4にする

まず /Applications/Utilities/Terminal.app からターミナルを起動します。
hostsファイル(ホスト名とIPアドレスの対応を定義するためのテキストファイル)を編集するために開く。viエディタが有名なようですが私は使い方が分からないのでnanoエディタで編集

	sudo nano /etc/hosts
	

上記入力後root権限パスワードを求められるので入力するとエディタが起動します。

::1 localhost をコメントアウトします。

control+xでエディタを終了します。
“Save modified buffer (ANSERING “No” WILL DESTROY CHANGES) ? ” と聞かれるので “y”

“File Name to Write: /etc/hosts” と上書きするか聞かれるので “enter”

ターミナルで以下を入力してDNSキャッシュを削除。

	sudo dscacheutil -flushcache
	

これで http://localhost/ でアクセスしても問題なく表示されるようになりました。

[2011/11/16追加] Mac OS X のファイアウォールについて

Mac OS X にはファイアウォールが搭載されていますがデフォルトでは無効になっているので有効にしておきます。
システム環境設定 > セキュリティとプライバシー > ファイアウォール

次はPHP環境設定を行なっていきます。

第1回WordPressお茶会 – WordBench香川 – XAMPPの環境設定(ドキュメントルートの確認)

XAMPPのインストールが完了したのでローカルサーバ環境を構築できるようになりました。
実際にサーバを起動してサンプルを用い表示確認をしてみたいと思いますが、その前にドキュメントルートについて説明しておきます。

ドキュメントルート(Document Root)について

標準でHTMLやPHPファイルを入れる場所は C:¥xampp¥htdocs¥ となり(OSインストール先がcドライブの場合)、このフォルダを ドキュメントルート(Document Root)と呼びます。
レンタルサーバによって異なりますが “example.com/public_html/” や “www/htdocs/”に当たる部分と考えて頂ければいいと思います。
ドキュメントルートに保存したファイルへのアクセスはブラウザから http://localhost/ または http://127.0.0.1/ となります。

では実際に表示を確認したいと思います。
まずXAMPPコントロールパネルからApacheとMySQL(今は必要ありませんが後の作業の為)を開始します。

以下のソースをテキストエディタに入力し sample.php で C:¥xampp¥htdocs¥ に保存、http://localhost/sample.php にアクセスすると “Hello WordPress” の表示が確認できると思います。

[sample.php]

	<?php
		echo "Hello WordPress";
	

ドキュメントルートまとめ
ブラウザのリクエストURL http://localhost/sample.php
コンテンツの保存先 C:¥xampp¥htdocs¥sample.php

実習では C:¥xampp¥htdocs¥ 以下にフォルダを作成してそのフォルダを1つのウェブサイトとしてWordPressを構築していきます。
ただ、このままでは以下の様にサブディレクトリ形式となり、独自ドメインでの運用を想定した時に違和感を感じてしまいます。

ウェブサイトhoge http://localhost/hoge/
ウェブサイトhuga http://localhost/huga/

そこでバーチャルホストの設定をして以下の様に独自ドメインでの運用と同様のURLでアクセスできるようにしたいと思います。

ウェブサイトhoge http://hoge/
ウェブサイトhuga http://huga/

バーチャルホストの設定

バーチャルホストという用語は、1 台のマシン上で (www.company1.com and www.company2.com のような) 二つ以上のウェブサイトを扱う運用方法のことを指します。 バーチャルホストには、各ウェブサイトに違う IP アドレスがある 「IP ベース」と、それぞれの IP アドレスに 複数の名前がある「名前ベース」とがあります。 複数のサイトが物理的に同じサーバで扱われている、ということはエンドユーザには 明らかではありません。
Apache バーチャルホスト説明書

上記引用の通りバーチャルホストは1台のマシン上で複数のウェブサイトを扱う運用方法です。今回は「名前ベース」の手法を用い、127.0.0.1(ループバックアドレス:ネットワーク上における自分自身の仮想的なアドレス)に複数のホスト名を設定したいと思います。

編集が必要なファイルは以下2つ、hosts ファイル(IPアドレスとホスト名の対応を記述したテキストファイル)と httpd.conf(Apacheの設定ファイル)です。

  • C:¥Windows¥System32¥drivers¥etc¥hosts
  • C:¥xampp¥apache¥conf¥httpd.conf

また、前提として C:¥xampp¥htdocs¥ に wbkagawa フォルダを作成、先ほどの sample.php を index.php にリネームし wbkagawa フォルダに移動、http://wbkagawa/ でこれが閲覧できるように設定します。

hosts ファイル

Windows7 64bit環境(Vista環境)では hosts ファイル編集に管理者権限がとなります。hosts ファイルに関してはメモ帳で編集可能なのでメモ帳を使用します。

まず、”メモ帳アイコン上で右クリック > 管理者として実行”

ユーザーアカウント制御ダイアログが出るので「はい」をクリック。

“ファイル > 開く” から hosts ファイルがあるディレクトリまで辿り、「テキスト文書(*.txt)」を「すべてのファイル(*.*)」に変更。ファイル一覧が出てくるので hosts ファイルを選択し「開く」。

“127.0.0.1 wbkagawa”を追加して上書き保存で hosts ファイル編集完了です。

[hosts]

		127.0.0.1	localhost
		::1 		localhost
		127.0.0.1 	wbkagawa
		

httpd.conf

テキストエディタで httpd.conf を開き一番下に以下ソースを追加します。

[httpd.conf]

		NameVirtualHost *:80
	
		<VirtualHost *:80>
		DocumentRoot "C:/xampp/htdocs/"
		ServerName localhost
		</VirtualHost>
		
		<VirtualHost *:80>
		DocumentRoot "C:/xampp/htdocs/wbkagawa/"
		ServerName wbkagawa
		</VirtualHost>
		

1行目の NameVirtualHost ディレクティブは名前ベースのバーチャルホストを用いる時に必要で、バーチャルホストのためのIPアドレスを指定しています。
今回はすべてのIPアドレスを受け入れ80ポートを指定しています。
NameVirtualHost ディレクティブ

3-6,8-11行目で、扱うホスト名に対して VirtualHost を作成しています。 VirtualHost ディレクティブの引数は NameVirtualHost ディレクティブで指定した引数 *:80 に正確に合っている必要があ ります。
そして VirtualHost の中に各ホスト名に関しての設定を記述しています。
設定項目は最低限必要な、どのホスト名が扱われるかを示す ServerName ディレクティブ(hosts ファイルで設定したホスト名)、そのホスト名のドキュメントルートの場所を示す DocumentRoot ディレクティブとなります。

また、既存サーバにバーチャルホストを設定するとメインホストがなくなるため、1つ目の VirtualHost で再定義しています。
名前ベースのバーチャルホスト

XAMPPコントロールパネルからApacheを再起動して、ブラウザで http://wbkagawa/ へアクセスすると “Hello WordPress” の表示が確認できると思います。

以上でローカル環境でサーバが動作しているのが確認できたと思います。
ただ、XAMPP環境設定がデフォルトのままだとセキュリティに問題があるので次はXAMPPの環境設定(セキュリティ設定)を行なっていきます。

第1回WordPressお茶会 – WordBench香川 – MAMPの環境設定(ドキュメントルートの確認)

MAMPのインストールが完了したのでローカルサーバ環境を構築できるようになりました。
実際にサーバを起動してサンプルを用い表示確認をしてみたいと思いますが、その前にドキュメントルートについて説明しておきます。

ドキュメントルート(Document Root)について

標準でHTMLやPHPファイルを入れる場所は /Applications/MAMP/htdocs となり、このフォルダを ドキュメントルート(Document Root)と呼びます。
レンタルサーバによって異なりますが “example.com/public_html/” や “www/htdocs/”に当たる部分と考えて頂ければいいと思います。
ドキュメントルートに保存したファイルへのアクセスはブラウザから http://localhost/ または http://127.0.0.1/ となります。

現在のドキュメントルートの場所は MAMPコントロールパネル > 環境設定 > Apacheタブ から確認できます。

では実際に表示を確認したいと思います。
以下のソースを /Applications/MAMP/htdocs/ に保存し、http://localhost/sample.php にアクセスすると “Hello WordPress” の表示が確認できると思います。

[sample.php]

	<?php
		echo "Hello WordPress";
	

ドキュメントルートまとめ
ブラウザのリクエストURL http://localhost/sample.php
コンテンツの保存先 /Applications/MAMP/htdocs/sample.php

実習では /Applications/MAMP/htdocs/ 以下にフォルダを作成してそのフォルダを1つのウェブサイトとしてWordPressを構築していきます。

ただ、このままでは以下の様にサブディレクトリ形式となり、独自ドメインでの運用を想定した時に違和感を感じてしまいます。

ウェブサイトhoge http://localhost/hoge/
ウェブサイトhuga http://localhost/huga/

そこでバーチャルホストの設定をして以下の様に独自ドメインでの運用と同様のURLでアクセスできるようにしたいと思います。

ウェブサイトhoge http://hoge/
ウェブサイトhuga http://huga/

バーチャルホストの設定

バーチャルホストという用語は、1 台のマシン上で (www.company1.com and www.company2.com のような) 二つ以上のウェブサイトを扱う運用方法のことを指します。 バーチャルホストには、各ウェブサイトに違う IP アドレスがある 「IP ベース」と、それぞれの IP アドレスに 複数の名前がある「名前ベース」とがあります。 複数のサイトが物理的に同じサーバで扱われている、ということはエンドユーザには 明らかではありません。
Apache バーチャルホスト説明書

上記引用の通りバーチャルホストは1台のマシン上で複数のウェブサイトを扱う運用方法です。今回は「名前ベース」の手法を用い、127.0.0.1(ループバックアドレス:ネットワーク上における自分自身の仮想的なアドレス)に複数のホスト名を設定したいと思います。

編集が必要なファイルは以下2つ、hosts ファイル(IPアドレスとホスト名の対応を記述したテキストファイル)と httpd.conf(Apacheの設定ファイル)です。

  • /private/etc/hosts
  • /Applications/MAMP/conf/apache/httpd.conf

また、前提として /Applications/MAMP/htdocs/ に wbkagawa フォルダを作成、先ほどの sample.php を index.php にリネームし wbkagawa フォルダに移動、http://wbkagawa/ でこれが閲覧できるように設定します。

hosts ファイル

“メニューバーの移動 > フォルダへ移動…”、 /etc/ と入力して「移動」をクリック。

etc フォルダ内に hosts ファイルがあるのでテキストエディタで開きます。
“127.0.0.1 wbkagawa”を追加して上書き保存で hosts ファイル編集完了です。

[hosts]

		127.0.0.1		localhost
		127.0.0.1 		wbkagawa
		255.255.255.255 broadcasthost
		::1 			localhost
		fe80::1%1o0 	localhost
		

httpd.conf

テキストエディタで httpd.conf を開き一番下に以下ソースを追加します。

[httpd.conf]

		NameVirtualHost *:80
	
		<VirtualHost *:80>
		DocumentRoot "/Applications/MAMP/htdocs/"
		ServerName localhost
		</VirtualHost>
		
		<VirtualHost *:80>
		DocumentRoot "/Applications/MAMP/htdocs/wbkagawa/"
		ServerName wbkagawa
		</VirtualHost>
		

1行目の NameVirtualHost ディレクティブは名前ベースのバーチャルホストを用いる時に必要で、バーチャルホストのためのIPアドレスを指定しています。
今回はすべてのIPアドレスを受け入れ80ポートを指定しています。
NameVirtualHost ディレクティブ

3-6,8-11行目で、扱うホスト名に対して VirtualHost を作成しています。 VirtualHost ディレクティブの引数は NameVirtualHost ディレクティブで指定した引数 *:80 に正確に合っている必要があ ります。
そして VirtualHost の中に各ホスト名に関しての設定を記述しています。
設定項目は最低限必要な、どのホスト名が扱われるかを示す ServerName ディレクティブ(hosts ファイルで設定したホスト名)、そのホスト名のドキュメントルートの場所を示す DocumentRoot ディレクティブとなります。

また、既存サーバにバーチャルホストを設定するとメインホストがなくなるため、1つ目の VirtualHost で再定義しています。
名前ベースのバーチャルホスト

MAMPコントロールパネルからサーバを再起動して、ブラウザで http://wbkagawa/ へアクセスすると “Hello WordPress” の表示が確認できると思います。

以上でサーバ環境は整いましたがデフォルトのMAMPの設定では外部からアクセス可能のままですので次はMAMPの環境設定(外部からのアクセス制限設定)を行なっていきます。

第1回WordPressお茶会 – WordBench香川 – MAMPの環境設定(使用ポートの変更)

MAMPのデフォルト設定ではApacheのポートが8888のためURLが以下のようになっているので、Apacheの標準ポートの80に変更することでポート番号の指定を省略することができます。


MAMPのコントロールパネルで「環境設定」をクリック。

「ポート」タブを開き「ApacheとMySQLの標準ポートに設定」をクリック。
Apacheのポート:80、MySQLのポート:3306に変更されるので「OK」をクリック。
自動的にサーバが再起動され「スタートページを開く」をクリックすると http://localhost/MAMP/ でスタートページが開きます。
※Apacheの使用ポートを1024以下にするとMAMP起動・終了時にroot権限のパスワードを求められるようになります。

※Mac OS XにはApacheがデフォルトで搭載されておりこちらが起動された状態だと80ポートが競合するので停止する必要があります。
システム環境設定 > インターネットとワイヤレス > 共有

「Web共有」にチェックが入っていたら外します。

また、自身でMySQLを導入して起動している場合も3306ポートが競合すると思いますので同様に システム環境設定 > MySQL より停止してください。

次はMAMPの環境設定(ドキュメントルートの確認)を行なってきます。

第1回WordPressお茶会 – WordBench香川 – MAMPのインストール

MacでWordPressが動作する環境を構築するためにMAMPを導入します。
MAMPは”Mac – Apache – MySQL -PHP”の略でApache、MySQL、PHPが一括してインストールできるソフトです。

MAMPのダウンロードはMAMPのサイトより、「MAMP:One-click-solution for setting up your personal webserver」の下の「Download Now」から開始してください。

MAMP_MAMP_PRO_2.0.5.zipのダウンロードが完了しました。(記事投稿現在のバージョン)

解凍するとMAMP.pkgが出てくるので実行してMAMPをインストールしていきます。

MAMPのインストーラが起動するので「続ける」をクリック。

大切な情報を読んで「続ける」をクリック。

使用許諾契約を読んで「続ける」をクリック。

ソフトウェア使用許諾契約で「同意する」をクリック。

インストール内容を変更したいので「カスタマイズ」をクリック。

MAMP PROは必要ないのでチェックを外して「インストール」をクリック。

この際、Mac側にソフトウェアインストールの許可を求められると思うのでroot権限パスワードを入力して「ソフトウェアをインストール」をクリック。

以上でMAMPインストール完了です。お疲れさまでした。

/Applications/MAMP/MAMP.app から起動できます。

MAMPを起動するとコントロールパネルが開くと同時にスタートページが立ち上がります。

スタートページの各タブについて簡単に解説。

Start
MAMPスタートページへ移動
phpinfo
現在のPHPの設定を表示
XCache
PHPアクセラレータXCacheの管理画面
phpMyAdmin
MySQL管理ツールphpMyAdmin管理画面
SQLiteManager
データベース管理ツールSQLiteの管理画面
FAQ
MAMPヘルプです。
Try MAMP PRO
MAMP PROサイトへ

次はMAMPの環境設定(使用ポートの変更)を行なっていきます。

第1回WordPressお茶会 – WordBench香川 – XAMPPの環境設定(セキュリティ設定)

デフォルトでは外部からアクセスできる状態なのでセキュリティの設定を行います。
ブラウザで http://localhost/ にアクセスすると以下のような言語選択画面になるので日本語を選択。

XAMPPのトップページです。ナビゲーションから「セキュリティ」ページへ移動。

現在のセキュリティ・ステータスが表示されています。
対策が必要なのは上記3つに関して。4つ目の「PHPは”safe mode”で起動していません。」は記載にある通り幾つかの重要な機能が動作しなくなるのでこのままにしておきます。
下2つに関しては使用しない機能なので今回は無視。
それではセキュリティ・ステータステーブル下部の修正ツールより対策を行なっていきます。

まずMySQLデータベースにroot権限でアクセスする際のパスワードを設定します。

  1. 任意のパスワードを入力
  2. cookieを選択(デフォルトのまま)
  3. チェックを入れる
  4. 「パスワードを変更しました。」をクリック。

※これによりphpMyAdminにログインする際にroot権限に対するパスワードを求められるようになりますのでphpMyAdmin利用の際はここで設定したパスワードを入力してください。

「rootのパスワードが変更されました。設定を有効にするために、MySQLを再起動してください。」と出てくるけどこのままXAMPPのディレクトリ制御設定を行います。

XAMPPのディレクトリ制御設定を行います。

  1. 任意のユーザ名、パスワードを入力
  2. チェックを入れる
  3. 「安全なXAMPPディレクトリを作成してください。」をクリック。

※次回 http://localhost/ にアクセスする際にユーザ名、パスワードが求められますのでここで登録したものを入力してログインしてください。

以下のメッセージが出れば成功です。

XAMPPコントロールパネルでApache、MySQLを再起動し再度セキュリティページへ移動してください。
上3つのセキュリティ・ステータスが「安全」になりました。

以上でセキュリティ設定は完了です。
次はPHP環境設定を行なっていきます。

第1回WordPressお茶会 – WordBench香川 – XAMPP for Windows のインストール

WindowsでWordPressが動作する環境を構築するためにXAMPP for Windowsをインストールします。XAMPPはApacheやMySQL、PHP、PHPMyAdmin等をWindowsに一括でインストールできるソフトです。

ダウンロードはXAMPP for Windowsの ダウンロード > XAMPP。

インストーラ版を用いるのが最も簡単な方法なのでインストーラ版を使用します。
「インストーラ」クリックで xampp-win32-1.7.7-VC9-installer.exe(投稿現在バージョン)のダウンロードが開始されます。

ダウンロードが完了したら、実行して下さい。
Windows7 64bit環境だと以下のような警告が出ると思いますが「OK」をクリック。

それではインストールを行なっていきます。

インストール先はデフォルトのまま c:¥xampp でOKです。(cドライブ部分はOSのインストール先により異なると思います)

上2つのみチェック(デフォルトのまま)で「Install」クリック。

インストール中・・・

インストール完了。

今すぐ XAMPP Control Panel を起動しますか?と聞いてくるので「いいえ」を選択。

Window7 64bit環境では互換性のダイアログが出てくると思うので「このプログラムは正しくインストールされました」をクリック。

以上で XAMPP for Windows のインストール環境です。
デスクトップ or スタートメニューの XAMPP Control Panel よりXAMPPコントロールパネルが起動します。


次は XAMPPの環境設定(ドキュメントルートの確認) を行なっていきます。

第1回WordPressお茶会 – WordBench香川 – 事前に用意しておくものリスト

環境構築は当日のハンズオンで行っていきますがダウンロードに時間のかかるデータは事前にローカル環境に保存しておいてください。
ご自身の開発環境にあわせてデータをダウンロードしておいてください。

※バージョンは全て投稿現在のものですので最新バージョンをダウンロードして下さい。

Windows7 64bit環境

・XAMPP for Windows 1.7.7
XAMPP for WindowsXAMPP Windows版 1.7.7, 2011/9/20のインストーラ版(81MB)をダウンロード
・WordPress 3.2.1
WordPress | 日本語の「WordPress 3.2.1 をダウンロード .zip — 4.2 MB」をダウンロード
・メモ帳以外のテキストエディタ
ご自身で使い慣れたテキストエディタをご用意下さい。
テキストエディタの一覧 – Wikipedia
・NetBeans IDE 7.0.1
上で準備したテキストエディタで問題ないという場合は必要ありません。
NetBeans NetBeans 日本語サイトの「Download FREE NetBeans IDE 7.0.1」をクリック。

ダウンロードページが開くと思うので、「IDEの言語:日本語」、「プラットフォーム:Windows」になっているのを確認してPHPの列にある「ダウンロード」をクリック。

Mac OS X Lion 64bit環境

・MAMP 2.0.5
MAMPサイトの「MAMP:One-click-solution for setting up your personal webserver」の下の「Download Now」よりダウンロードしてください。
・WordPress 3.2.1
Windows7 64bit環境と同様です。
・テキストエディタ
ご自身で使い慣れたテキストエディタをご用意下さい。わたしはmiを使用しています。
テキストエディタの一覧 – Wikipedia
・NetBeans IDE 7.0.1
上で準備したテキストエディタで問題ないという場合は必要ありません。
NetBeans NetBeans 日本語サイトの「Download FREE NetBeans IDE 7.0.1」をクリック。

ダウンロードページが開くと思うので、「IDEの言語:日本語」、「プラットフォーム:Mac OS X」になっているのを確認してPHPの列にある「ダウンロード」をクリック。

第1回WordPressお茶会 – WordBench香川 – INDEX

2011/11/19(土)開催の「第1回WordPressお茶会@WordBench香川」のWordPressハンズオン用のインデックスページです。
今回はWordPress初心者の方を対象にWindows・MacでWordPressが動作する環境を作って実際に何かやってみようという事を考えています。(WordPressで何をやるかはまだ未定です・・・)

開発環境構築は当日行うので事前に行なって頂く必要ありませんが、事前に用意しておくものリスト にあるデータを事前にローカル環境にダウンロードしておいてください。

なお、当日の開発環境構築用資料も順次以下にアップしていきます。