「第2回WordPressお茶会 WordBench香川」を開催しました

2012/02/11(土)[13:00~17:30]にデザインラボラトリー蒼様をお借りして「第2回WordPressお茶会 WordBench香川」を開催しました。

前回ご参加、新規ご参加合わせて8名+主催者土井の9名での開催となりました。

今回は私が忙しかったこともあり何も準備出来なかったのでノーテーマで雑談+@dr_covaさんによる「WordPressのセキュリティ対策について」「スマホでWordPress管理」のLTという内容に。


photo by: style-design

雑談は特にネタも用意せずだったのですが、さすがにWebな人が集まっているだけあっていろいろ伺うことができました。
途中から島に分かれてだったので分かる範囲になりますが、ユーザビリティや各種CMS、WordPress FAQ、LESS・SCSS(Sass)、うどん、イベント運営、お金の話、等々。
WordBench香川独特のだらだらな流れのせいか@dr_covaさんのLTも片方の島でいつの間にか?というわけできちんと聞けずでした。また別の機会に拝聴する機会があれば。
WordPressサイト構築に関する濃ゆい話もしてたようなのでそれに関してもちょっと聞きたかったです。

今後のWordBench香川の流れについて参加者さんに意見を頂戴したところ、前回・今回みたいなだらだらーな流れで(が?)良いというご意見だったので今後も特に「勉強会」みたいなのではなく、ノーテーマで集まって雑談しましょうみたいになると思います。何かネタがあったらLTでちょこっと話してもいいですし。
というわけで「WordPress勉強会」を求めている方はきちんとされてる他Benchへのご参加をお勧めします。

いつもながら長時間の集まりになってしまいましたが参加者の皆さんありがとうございました。次回もよろしくお願いします。
また、前回に続き場所を提供頂きましたデザインラボラトリー蒼様ありがとうございました。

次回「第3回WordPressお茶会 WordBench香川」は4月予定。
今回の感じだともう少し人入れそうなので次回は13人くらいで開催したいですね。

あと、特に内緒じゃないですけどあれなイベントも是非やりましょう!!

* * *

WordBench香川に関してご意見・ご要望等ありましたら@show_webまでお願いします。

Mac OS X Lion環境NetBeans IDEにプログラミング用フォントRicty導入

フォントにそこまでこだわりがある訳ではないですがNetBeans IDEのデフォルトの日本語はかなり見難いと感じていたところ、以下ツイートを見てRictyフォントなるものを導入してみようと思ったけど結構苦労したのでそのメモ。

https://twitter.com/#!/Stocker_jp/status/158491398436429824

INDEX

  1. 環境
  2. 前置き
  3. Homebrewインストール
  4. FontForgeインストール
    1. FontForgeインストールでエラーその1
    2. FontForgeインストールでエラーその2
    3. FontForgeインストール成功
  5. Rictyの生成
  6. NetBeans IDE の設定

環境

  • Mac OS X Lion 10.7.2
  • Xcode 4.2.1
  • NetBeans IDE 7.1
  • ターミナル用エディタ nano

前置き

まず、公式のプログラミング用フォント Rictyを見てみると、これまではTrueTypeフォントで配布してたがライセンスの問題から万全を期すために最新版は生成スクリプトのみの配布、そして、生成方法としてFontForgeが必要とのこと。
FontForgeというのはフォントの作成や編集ができるアプリケーションらしい、というわけでFontForgeのインストール方法を調べてみることに。

Homebrewインストール

Google先生に尋ねてみて最初にヒットしたサイトがこちら。
Cocoa Emacs on OSX LionでRictyフォントを使ってみた! – 空繰再繰

参考サイトを見てみるとFontForgeをインストールするにはHomebrewというパッケージマネジメントツールが必要とのこと。

早速Homebrewへ行くと中ほどに”Install Homebrew Today!”とあったのでクリック。

Homebrew
Install Homebrew Today!をクリック

githubのHomebrewインストール解説ページに飛ばされたので解説にある通りターミナルコマンドで以下を入力。

$ /usr/bin/ruby -e "$(curl -fsSL https://raw.github.com/gist/323731)"

暫し後インストール完了。
/usr/local/ にHomebrew含むファイル一式が追加されており試しにバージョン確認してみるときちんと表示されました。

$ brew -v
0.8.1

FontForgeインストール

FontForgeインストールでエラーその1

参考サイトに習ってターミナルよりFontForgeをインストール

$ sudo brew install fontforge --use-gcc --without-python

すると以下のようなエラーが

sudo: brew: command not found

sudo無しで実行すると通ったので /usr/local/ の権限がrootになっていないのが問題のよう。

$ sudo chown -R root /usr/local

で /usr/local/ の権限をrootに変更。
再度fontforgeインストールしようとすると問題なく brew は実行、しかし別のエラーが。

FontForgeインストールでエラーその2

Error: GCC could not be found

上記エラーが発生。GCCなるものが無いとのこと。
GCCについて調べてみるとフリーのコンパイラでXcodeインストール時に同時にインストールされるらしい。Xcodeはつい最近インストールしたためGCCもインストールされているはず。
念のため /Applications/Install Xcode から再度インストール。

エラー・・・

入っているはずのものが認識されないのでパスが通っていないのかな、ということでMacでパスを通す方法を調べてみることに。
どうやらホームディレクトリ(/users/ユーザ名/)に不可視ファイルで.bash_profileや.bashrcがあるとのこと。(デフォルトはないみたい)
というわけでホームディレクリに移動してファイルがあるか確認。

$ cd /users/ユーザ名
$ ls -a

ファイルが見つからなかったので新規に作って /usr/local へのパスを追加する事に。

$ nano .bashrc

で.bashrcファイルを作成して以下を記述。

export PATH=$PATH:/usr/local

反映させるためにsourceコマンドを。

source ~/.bashrc

パスも通っただろうし再度FontForgeインストール実行。

$ sudo brew install fontforge --use-gcc --without-python

エラー・・・
という訳で再びGoogle先生に聞いてみる事に。

FontForgeインストール成功

いろいろ調べてたどり着いたのがこちら。
Mac デ Homebrew ノススメ | CaCi – Takahiro’s Kitchen
Xcode4.2+GCCは問題あり、という内容でたどり着いたのですが、HomevrewインストールからFontForgeインストールまでこちらのサイトで事足りる、という程参考になりました。

まずはパスの設定から。

Homebrewで入れたパッケージを優先的に使うためには/usr/binより/usr/local/binがPATHの前になければなりません。

というわけで、先ほどの.bashrcファイルを編集します。

$ nano .bashrc

PATH=/usr/local/bin:/usr/local/share:$PATH
export PATH

続いてGitのインストールとHomebrewアップデート

$ sudo install git
$ brew update

そして問題のGCCは使えないので代替の方法を。(詳しくは参考サイトを)

$ sudo brew install --use-clang ffmpeg

ようやくFontForgeインストール!!

$ sudo brew install fontforge --use-clang

暫し後FontForgeインストール成功。
/usr/local/Celler/fontforge/ が追加されています。

Rictyの生成

プログラミング用フォント Rictyの「生成スクリプトの配布」より最新バージョンをダウンロード。(2012/01/31現在 version3.1.3)

Inconsolata 公式サイトより OpenType fileをダウンロード。

M+ と IPA の合成フォントのダウンロードより”Migu 1M”をダウンロード。

それぞれ解凍して1つのフォルダへ。(私はRitcyフォルダに入れました)

ターミナルでフォルダに移動して以下コマンドで生成。

$ ./ricty_generator.sh auto


無事生成されたので、インストール。

NetBeans IDE の設定

“NetBeans > 環境設定 > フォントと色”のフォントでRictyを選択。

NetBeans IDEのフォントをRictyに変更出来ました!!

WordCrab Fukui 2012に参加してきました

2012/01/21に開催されたWordCrab Fukui 2012に行ってきました。
きっかけはWordCamp Kobe 2011での@teckingさんの告知TLがぐっと来たので。

01/20

福井県は初めてだったので念のため前日入り。行程は以下の通りで8時間くらい。
07:10 高松 – 09:50 三ノ宮(フットバス)
10:08 三ノ宮 – 10:28 大阪(以下JR)
11:15 大阪 – 13:15 敦賀
13:39 敦賀 – 14:30 福井

車内から雪景色を見るピカチュウの図
車内から雪景色を見るピカチュウの図

道中は結構雪景色が見れたんだけど福井駅に着いてみると特に雪もなく寒くもなくちょっとしょんぼり(´・ω・`)

前日あまり眠れなかったのでホテル到着後は駅周辺ぶらついたり仮眠取ったり仕事したりで終了。夜中に東京組の@jim0912さんから翌日の一乗谷へのお誘いを頂いたので同行させてもらうことに。

01/21

一乗谷朝倉氏遺跡・一乗滝

朝9時にホテルまで迎えに来て頂くことに・・・諸事情によりホテル前で目印のピカチュウ片手に30分程待ちぼうけ。
東京組の方々と合流し一路一乗谷朝倉氏遺跡一乗滝へ。

歴史詳しくないので以下画像をつらつらーっと。
皆さん城攻めについて真面目に話してるかと思いきや雪に飛び込んだり佐々木小次郎像と戯れたりと仲良いなぁと。

井戸について考察する東京組の方々の図
井戸について考察する東京組の方々の図
一乗滝ピカー
一乗滝ピカー
小次郎と一緒♥
小次郎と一緒♥

WordCrab Fukui 2012

午後から本題のWordCrab Fukui 2012開始。

プログラムは以下の通り(敬称略)。私はCreator’s Roomのセッションを拝聴。
当日のアーカイブは@khoshinoさんがYoutubeにアップされているので、“WordCrab Fukui 2011”へ。

  • 恋する♥WordPress(森川徹志)
  • Creator’s Room
    • お手軽チューニングで快適生活(古田一生)
    • 現場のワークフローに即したテンプレート構築方法(南部正光)
  • User’s Room
    • 諸国漫遊 WordPress事例集(吉村佳志子)
    • モバイルツールでラクラクサイト管理(林美和)
  • 悩めるクリエイター・ユーザーのための大質問大会
  • ライトニングトーク

本編・懇親会に関しては他の方がレポート書かれていると思うので割愛。

大質問大会でのWordPressコーディング基準云々の質問は実は私がしたもので、解答としては以下を頂戴しました。ご回答ありがとうございました。(WordPressコーディング基準

  • デフォルトテーマでも違反したものがあるのであくまで参考程度でいい(@odysseyさん)
  • WordPressのバージョンによって基準が変わっていることがあるので仕方ない(以下@lilyfanjpさん)
  • テーマ・プラグインの場合はある程度外れてもいいのかな?
  • Twenty Elevenの子テーマを作る場合にはTwenty Elevenを基準に
  • インデントの取り方・括弧の書き方は統一されている

結論としてはそんなに気にしなくても、といった感じでしょうか。

ただ、以下 wp-admin/admin.php(WordPress3.3.1現在) を見ただけでも波かっこの後ろに半角スペースがある場合とない場合(あるのが正しいはず)が混じっているのが気持ち悪いなーというのはありますが、たぶんそんなに気にするほどでもないのかな?

if ( isset($_GET['import']) && !defined('WP_LOAD_IMPORTERS') )

if ( isset( $_REQUEST['post_type'] ) && post_type_exists( $_REQUEST['post_type'] ) )

あと採用されなかったもので「子テーマを使うときには親テーマのID、CLASS名、に沿う必要があるのか?」といった趣旨の質問をしてたのですが、なんでこんな質問書いたか不明だけど、以前子テーマで制作しようとしてなにかしら親テーマの制約に縛られてた気がするので書いたのかな?
ここら辺は次回の「第2回WordPressお茶会 WordBench香川」で聞いてみたいところ。

* * *

という訳で懇親会で食べたカニも美味しかったし、いろんな方々に絡んで頂けたので楽しいイベントでしたー。
WordBench福井運営のみなさんありがとうございました!!

ピカチュウもカニに大満足の図
ピカチュウもカニに大満足の図